肩関節周囲炎に即効性の高い鉄板アプローチを3つご紹介します。
狙う部分は
- 胸郭
- 肩甲骨
- 上腕骨
この3つに対して、アプローチ方法と注目ポイントを解説!
肩の痛みや予防に効果があるので、施術に取り入れると効果的です。
肩の動きが悪いと「腰痛」「肩こり」に繋がるのため、重要なアプローチですよ。
肩関節周囲炎と石灰化の原因について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
どうも!SP System開発者の土信田です。
肩関節周囲炎に効果的な部分は?狙いたい3つアプローチのポイント
今回は肩関節周囲炎の肩の痛みの時に使える鉄板アプローチを3つ、お伝えしていきたいと思います。
狙うべき3つのポイントは
- 胸郭(きょうかく)
- 肩甲骨(けんこうこつ)
- 上腕骨(じょうわんこつ)
肩の痛みにとって重要なポイントで、それぞれの筋肉に対して大切なアプローチがあります。
- 胸郭に関しては前鋸筋(ぜんきょきん)
- 肩甲骨に関しては僧帽筋(そうぼうきん)
- 上腕骨に関しては上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
を狙っていく!3つのアプローチをしていくことで、肩の痛みに即効性があります。
実際にアプローチをご紹介しますね。
胸郭は狙うときは?前鋸筋をアプローチ
胸郭を狙うときは前鋸筋が鉄板的なアプローチです。
前鋸筋のアプローチって?手根で前鋸筋をこする
手を持ちます。広背筋の中に前鋸筋があるんですけど、手根で軽く肋骨に対してグーっと沈めて、そこからこする感じです。
肋骨を思いっきり押さないように!
肩の痛みが強い場合は、肩を下ろしたままでやりましょう。
前鋸筋にアプローチすることで胸郭の動きを良くしてあげます。
肩甲骨のアプローチは?僧帽筋をこすりあげる
僧帽筋は手を持って広げた状態で、手のひらで肩を持って「肩を回外」させてからこすりあげます。
激しい動きなので肩が痛くてできない方には、肘を曲げて肩の動かします。
肘を伸ばすと肩に負担がかかるので、肘を持って動かしてあげましょう。
三指を使う方法!肩甲骨上角をはがす
肩甲骨の上角を探して、三指でこする方法もあります。
肩甲骨周りの僧帽筋を動かしてあげるイメージですね。
肩の痛みが強すぎる方にはどうすればいい?
肩の痛みが強すぎる方には、腕を持たないで肩を直接アプローチしましょう。
上腕骨のアプローチは?三頭筋を引きはがす
上腕骨から上腕三頭筋を引きはがす感じでアプローチします。
掴んで引き離すイメージです。
狙うポイントは?筋肉より骨際をはがすイメージ
あとは骨の部分もこすりあげて、なるべく骨際をはがしていきましょう。
三角筋の後部繊維にも絡みがあるので、三角筋もはがしていきます。
胸郭、肩甲骨、上腕骨の3つのリズムが取れてきますので、肩の痛みは軽減して回復に向かいますよ。
肩関節周囲炎のアプローチまとめ
以上の3つのアプローチをしっかりとやることで、肩の痛みを未然に防ぐこともできます。
- 胸郭
- 肩甲骨
- 上腕骨
肩の痛みがある方や、肩が固まってしまった方にも、3つのアプローチをすることで可動域が上がります。
肩の動きが悪いと「腰痛」「肩こり」にもつながりますので、未然に防ぐためにも3つのアプローチが非常に重要になってきます。ぜひ臨床で使ってみて下さい!
肩の痛みで肩関節周囲炎の他に石灰化もある!
肩の痛みの原因は様々で、治療しないで放置してしまうと大変な痛みに襲われます。
肩関節周囲炎は治療をしないとどうなってしまうか?石灰化ってなに?この疑問に対して解説します。
肩関節周囲炎と石灰化の原因について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
動画時間:6分30秒