後頭下筋群をリリースさせて偏頭痛を解消させるテクニック

偏頭痛の患者さんを治せなくて困ってるあなた!
偏頭痛を解消するテクニックをご紹介しますね。

この記事のポイント

後頭下筋群にアプローチして、筋肉が委縮や癒着した状態を
正常な状態に戻すことで解決できますよ。

詳しい動きや解説は動画をご覧くださいね。

後頭下筋

後頭下筋へアプローチ

26-02_後頭下筋は手を回外にします後頭骨の窪みに拇指を置いて、きゅっとあげます

まずは後頭下筋いきます。
後頭下筋は手を回外にします。

後頭骨のここに窪みあるじゃないですか?
拇指の点じゃなくて面で行ってほしいですね。
置いて、きゅっといって。

引っ張る方を強め

26-03_結構ぐーっと引っ張って上げてから前後につんつんつんと引っ張る方を強く動かす

このまま回外した状態で、ひっぱりながらぐーっと。
ここから、つんつんつんつん…と。

結構引っ張らなきゃいけないんですよ、ぐーっと。

どっちかというと、こっちより、こっちの引く方が強いですよ。
そしたら、テンション、指に掛かってくるので。
このまぁ、つんつんつんつん…。

来ますよね?これが僧帽筋の中部になると思うんですけど、これね、ここに僧帽筋が来ると思うんです。
後頭下筋まで届いてないかもしれないんですけど、引っ張って回外して、持って来て引っ張りながら引く引くひく…って感じですね。

首は点ではなく、面で掴む

26-04_首を持つときは点で掴まず、面で掴みますべちゃっと持たれるのは嫌がられるので注意

ポイントは点よりも、ちょっと大きく持った方が良いですよね。
持ってる手もこういう感じで、あんまりべちゃって持たれたくないですから、親指だけで引っ張ると良いです。

頭上部

上部胸椎と同じ形

26-05_頭上部は上部胸椎と同じ形で、ピンポイントでばっと手を置いたところからぐーっと押す

頭上部ですね、これ前回の上部胸椎と同じ形で、頭上部でつーっと滑らせてからこのまま、もしくは、頭上部をピンポイントでばっと置いて置いたところからぐーっと押していく。

コンタクトして少し動かす

26-06_頭をぐーっと動かすより、しっかりとコンタクトしていれば、ちょっと動かすだけでいい

頭を動かすより、しっかりとコンタクトしていればちょっと動かすだけでいいです。

板状筋

指の形を作って上にあげる

26-07_板状筋はこういうふうに指を作って頸椎に置いて、このまま上にリフトする

板状筋はこういうふうに指を作って、例えばこれが頸椎だとして、このまま上にリフトする。
顎とかが、こういうふうに上がります。
そしたら、一旦指を置く。

関節手は下ろす、直接手は下ろさない

26-08_顎が上がったら、関節手の頭を少し下げる上げる力が0になってしまうため直接手は下げない

置いたまま直接これを落とすんじゃなくて、関節手を一旦頭下ろす感じ。
こいつを一緒に落としまうと、最初のスタートに戻ってしまうから関節手だけ下ろす。

人差し指を使って親指で押す

26-09_支えているところにお肉が集まってきたら人差し指を寄せつつ、親指で押す

お肉がぐーっと集まってきている状態なので、これを人差し指寄せつつ親指でグイッとしていく感じ。
比率的には2:8、こう集めてクリックする。

グリップ力のアップ

26-10_グリップ力を効かせたければ、頭を上げていく上げるための条件は、正しくグリップできていること

グリップ力を効かせたければ、ぐーっと上げていく。
ちゃんとグリップできていくこと。

グリップの注意点

26-11_出来ていない人は浅いところでグリップするからつねられていため、効いてるようでいて効いてない

大体できてない人は皮をグリップしようとするからつねられていて、効いているようで効いてない。
奥にやるやつを、正しい指の間に吸い付かせるイメージ。

グリップ力のポイント

26-12_奥にある部分を、人差し指と親指の間に吸い付かせるイメージで寄せてから押す

これをきゅっとしないで、ひきつけて寄せて親指だけで行こうとすると抜けるから、ちょっと寄せてから押す。

グリップはできているけど、強くグリップすればできている訳じゃなくていい塩梅でやる。
グリップ力はペンチングが下手な人はできていません。

今度後半で、板状筋の下部もありますから、まずは板状筋を上げて下ろして、はいっと。

後頭下筋群をリリースさせて偏頭痛を解消させるテクニック

動画時間:7分7秒



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