首痛の治療で腕から治していく方法をご紹介しますね。
腕を締めてみて、首の動きに変化があるなら腕橈骨筋を
先に取ってしまうことで改善する方法になります。
前半は前回の膝のお話や、腕の治療についての説明になりますので
実演を見たい方は動画の【8:12】辺りからご覧くださいね。
首痛編の前に前回のセミナーを受けてどうなったか?膝改善の結果
今から首痛編行きますね。
お願いします。
首痛改善のためのゴールは?板状筋と胸鎖乳突筋
今回がこれが背中から始まって、2クール目ですけど、最後に首がきてるんですけど何でじゃあ首が最後か?
これも意図があって、全部の症状に対してやっぱり首が関係してくるかなと言うところで前回も多分首、板状筋やりましたよね。
所々入ってましたよね?板状筋とか胸鎖乳突筋。
ムトウさん:はいはい。
はい。そうですね。
講師:入ってるって言う事はそれだけやっぱり重要なんですよね。
今日はとことん首に特化した内容にはなってるんですけど、あまり板状筋と胸鎖乳突筋ばかりやり過ぎても気持ち悪くなっちゃいますから、セミナーでね。
良い施術だったとしても、良い施術もずっとやられ続けるとやっぱりかえって気持ち悪くなったりするので、ある程度で抑えるようにやってはいきたいんですけども。
ただゴールは、板状筋と胸鎖乳突筋。
この二つが一番大切で、最終的に胸鎖乳突筋。
サイトウくん、どういう状態が一番いいんだっけ?胸鎖乳突筋の良い状態。
サイトウくん:ちゃんと掴めて何て言うんですか?
剥がせるような。
講師:剥がせるような。
ちゃんとグリップ出来て引っ張って、尚且つ反転出来る所、そこまでいけば良い状態だと言えます。
だからここを一番最後に土信田式筋膜治療は指標にしているので、これが良い状態だったら「OK!終わりましょう!」って言う形で締めてもらって大丈夫だと思います。いいですか?
基本的に主体となるのは板状筋と胸鎖乳突筋になるんですけど、これを調整する為に色々と取らなきゃいけない部分が出てくるんですね。
多分板状筋が固くてグリップがちゃんとできないって思ってる人もそれをやるには色々工程組んでいかなければいけないという所があるので。
今回はステージか。
レビューで細かくまたやるんですけど、ステージはステージで、とにかくこの赤字で書いてる、今日やるテクニック。
これを必ずマスターして帰ってください。
別に新しいテクニックって色々あるんですけど、それを盛り込んだところで多分全部おろそかになって出来なくなっちゃいますから。
今日は今日で今書いてあるやつを確実に出来るようになりましょう。
それでいつも通り私が最初にやりますけど、私と同じような感覚が出せるような所まで、皆さん追及してもらいたいなと。
出来てなかったら出来てないとちゃんと言ってあげないと失礼ですからね。
って言う部分でやっていきますので、いいでしょうか?
講師:はい、じゃあいきましょう。
私の始めの話はいらないかな?
前回の膝のセミナーを受けてからどうなったか?感想を紹介
それで一つ目から早速いきたいと思います。
前回が膝か、膝どうでした?参加された先生は?
ムトウさん:膝痛いって言うかたはいないんですけど。
あっ、いたんです、一人。
「膝痛いんです」って言わなくて、他の「全身疲労です、もう疲れたー」って来た人なんですけど。
でも時間がやっぱり長いので、膝をちょっと練習しがてらやってたんですよ。
そしたら、本当は膝凄い、次来た時に「凄い膝痛かったんですけど」って「凄い良かったです」って。
講師:おー!いいじゃないですか。
ムトウさん:ちょっとわかんないんですけど、まだそんな症状ひどくない人だったからちょっと緩んだのかなと思って。
講師:でも良くなったって言うことですね。
ムトウさん:そうそう。
股関節・足首ちょっと練習して、 まだでもできないんですけどね。
講師:いや、大丈夫ですよ。
ムトウさん:いや、 全然できてないんですけど。
講師:でもそれでも結果が出てるって言うのは、狙ってるところもいいし、見立ても。
今までと見立て絶対違うはずじゃないですか。
ムトウさん:違います、違います、はい。
講師:膝に対しての考えとかね。
そうそうそう、それはいいんですよ。
ムトウさんの感じですね。
カジハラさん、どうでした?膝。
カジハラさん: 私の所に来る人って、ガチなじいちゃんとばあちゃんなんですよ。
カジハラさん:そう、だから80代90代のじいちゃんばあちゃんは来るから、足首やるのが怖くて。
なんか50歳60歳のおじちゃんおばちゃんだったら全然やるんですけど、れぐらいの年齢になると足をやるのが怖くって出来てない状態です。
だけど50歳60歳の人にやると結構内旋・外旋が可動域が上がるので。
それでだからって膝が良くなったと言われないけど、自分的に動きは良くなってる感じはするんで。
そういう年配の人にも全然やっちゃって大丈夫ですか?
講師:大丈夫です。
年配の人って特に足首って外に荷重がかかりやすくなっちゃってるんで、もう間違いなくここ調整しなきゃいけないですね。
内くるぶし。
カジハラさん: 凄いこうなっちゃってて。
講師:だから完全にこうだから、体重が外に外にかかりやすくなってるから、この形を崩さないと絶対に良くならない。
だから足首はやってあげてください。
ただ力任せに「うっ」ってやると危ないですけど、本当にとんとんでいいですから。
カジハラさん:捻るのはひねっちゃっていいですか?
講師:全然いいです、全然いいです。
その辺はやってどうこうなった人って見たことないですから。
ただ中にはポキッって鳴る人いますけどね。
ちょっとを矯正されたような形になりますけど。
でも結局それをやらないと多分おじいちゃんおばあちゃんでも 今度首。
首の問題解決するのに、今日もアキレス腱それからあるんですけど絶対に足首ってやらないと首良くならないですから。
それも考えると、だから今聞いたのも、膝 って言うと、残ってるんだったら首絶対必要です。
絶対に、最後のあともうひと押しって言うところが絶対首に関係してくるんで、首を見て欲しいかなと思います。
アラカワ先生、どうですか?膝は。
アラカワさん :膝は正直良かったです。
講師:OK、ありがとう。
多分そういう答えだろうなと思ってたけど、聞いてみたんでね。
はい、そしたら首やっていきましょう 。
それでやっぱり首と言いつつも、首で来たかたというのは 、最初に私はここにいるんですよ、いつも。
腕からの関係性で首おかしいんじゃねえかって言うふうな見立をまずしていくほうがいいと思います。
なぜなら、どう考えたって今腕を使う仕事多いじゃないですか。
首だけ単体で悪くなってる事って言うのは結構少ないかなと 思います。
首単体で考えてる人ほど、多分首調整できてないですよ。
首ばっかり攻めて、解決できないって言ったら多分他から、周りから攻めていたほうが解決はしていきやすいと思います。
まずは判別、これここで腕橈骨筋があるんですけど、これを先にちょっとここでやっちゃいたいと思います。
腕を締めてみて、変化があるなら腕橈骨筋先に取っちゃうんです。
いいいですか?
そしたらムトウさんからいきましょうか。
首痛改善には?腕を締めて腕橈骨筋を取ってしまう
講師:そしたらまず座って頂いて、まず普通に横倒したり、反対も曲がりますね。
それで廻旋は どうですか?
ムトウさん:こんな感じです。
じゃあちょっとこれで一旦締めてみたいと思いますね。
サイトウさん、これ締める時どうやって締めるんでしたっけ?
手首を返してじわっと締めていく
サイトウさん:手首をこっちに返しながらギュッ、二つの橈骨と尺骨ギュッと締めて、パッて離します。
ムトウさん:あ、素晴らしい。
講師:離さない。
あっ、それは調整してる時ね。
講師:そう、 検査の時に締め続ける。
サイトウさん:検査の時は離さない。
講師:締める時もこれ言って欲しかったんだけど、グッとじゃなくてじわっとね。
それでこれはじわーっと締めていく。
グッと締めちゃダメ?ギューッと締めていくこと
このままグッて締めても何か良くないかって、これ筋肉しまってるんですよ。
筋肉をただ押してるだけ。
こうやってギューッて締めていくと、ギューッと締めていかないと骨に当たんない。
グッと締めた状態で首を動かしてみると?痛くない!
これでムトウさん一回首動かしましょうか?うん、反対。
ムトウさん:あっ、痛くない。
講師:サクラみたいですけどね。
ムトウさん:でも本当ですよ。
講師:明らかにこの横に倒す時の手にも感じますからね。
ムトウさん:左なんですか?
私右が痛かったんですけど、左なんですか?
講師:うん、でもこれ両方とも検査でいけますから、別に片方だけでいいです。
それでこれである程度今のムトウさんみたいに「あれ?」みたいな感じになったら、もう言っちゃえばいいんですよ。
原因は腕ですよ!腕を調整します
「腕なんですよ」って、「とりあえず腕の問題が一つあるので、腕をちょっと調整しましょうか?」とか。
ここで、一旦ここでデモンストレーションで取っちゃう。
さっきサイトウ先生が説明した通り、締めてグーッと押し込む。
もうここで矯正をしてしまう。
そこではちょっと矯正だけにしましょうかね。
これでもう一回首動かします、反対。
ムトウさん:あー、痛くないです、はい。
講師:それでこれぐらいでいいんです、初めの検査は。
ただ皆が皆このパターンじゃないですからね。
腕から問題がない人は、「いや、特に変わんねぇっす」みたいな感じの反応が出るんですけど、ある程度をここだけで治療ができれば特に首で来て、寝違えとか。
寝違えで一番 これが使えるケースかなと思います。
講師:基本的に腕使っている人ほとんどなので、まずは「一つ腕からも来てますね」って言うな指標をここで示してあげる。
今の締める感覚だけ覚えておいてあげて、あとで練習する時に見てあげてください。
はい、じゃあ交代しましょう。
講師:じゃあ首こうやって。
それで廻旋。
顎先が肩に付く?検査の指標になるのでチェック
あと一つ指標として横向いて肩にこうやって顎が、顎先が付くかご自身で検査してみてください。
?(女性):肩動かしていいんですか?
講師:うん、いいです。
講師:そう。本来はこの動きがちゃんと出来なきゃいけないです。
だからこれが出来ないという事は明らかに首がおかしいんですよね。
?(女性):肩上げてみたら付くんじゃないですか?
?(男性):いや、付かないです、付かないです。
講師:ムトウさん、普通に出来ると思うじゃないですか?
出来ないんですよ、これが。
講師:でもこれって肩が悪いんじゃなくって、首が悪いんですね。
首の問題で、こういうふうにスライドが起こらない。
だからこれも検査で見ておいたほうがいいです。
「ちゃんと出来ますか?」って言って、首のいつもの検査でこれを見る。
こういうふうな後ろのスライドが多分ちょっと出来ないんでしょうね。
ちょっと引きづらいというか。
だからちょっと噛む筋肉とか、今日ある噛みしめのポイントなんかも意外といいかもしんないですよね。
じわーっと締まったら首を動かしてもらう
講師:それでグーッと締めて、筋肉締める時は、筋肉の時はグッと締めてこんな感じで、骨と骨を締める時はじわーっと締める。
この感じで動かしてもらいます。
いいですか?これで一回動かしてもらって。
でも特に動き悪くないですもんね。
?(女性):でも乳突筋ガチガチじゃないですか?
でも動くって、動くもんなんですか?乳突筋固くても。
講師:側屈は苦手じゃないです。
側屈は?ほら、何かちょっとおかしいじゃないですか。
側屈しづらい?腕が関係している
だから側屈しづらいって言うのも、最終的にこれが関係してくるんでね。
基本的にカシワバラさんそんなに問題ないと。
だから一応この感覚だけ覚えておいてもらって、ムトウさんがこんな感じでやってたら、「ちゃうで」と関西弁で言ってあげてください。
講師:じゃあ交代しましょう。
そしたらヤスイさんいきましょうか。
ヤスイさん、まず首動かして頂いて。
右側がつっぱる感じです
ヤスイさん:こっちのほうがつっぱるんです。
講師:つっぱるんですね。
それで廻旋は?廻旋は問題ないですね。
ヤスイさん:そうですね。
ヤスイさん:こっちというか、ここがつっぱる感じです。
講師:OKです。
それでギューッと、それで筋肉だったらこんな感じ。
どうですか?さっきより動かせます
それで骨だとこれをグーッと絞って。
これで動かしましょうか?あんまり変わらない?
ヤスイさん:いや、さっきより動かせます。
講師:さっきよりもね。
完全に全部は取れないですけど、ここである程度指標となります。
それでここでも一旦、一回グーッと締めきっちゃう。
はい、これでもう一回動かしましょうか?同じような感覚が出てれば。
ヤスイさん:いきやすいです。
講師:いきやすくなりましたね。
はい。
って言うような形でデモンストレーションじゃないですけど、少しやってみる。
講師:はい。ありがとうございます。
はい、じゃあキムラさんいきましょう。
キムラさん:はい。
お願いします。
講師:お願いします。
キムラさん、まず首動かしましょうか。
キムラさん:一週間ぐらい前に何か寝違えて暫くすると、肩甲骨のこの辺が痛くなってきたんですけどなんでなんでしょう?
講師:内側ですか?肩甲骨の。
内側、ここは斜角筋のトリガーで一番出てくる所なんです。
じっとしてても痛かった?
キムラさん:痛かったです。
講師:痛かったですか。はい。
キムラさん:首は良くなったんですけど、こっちが張って。
講師:今も?
キムラさん:今も。
講師:じゃあ首動かしましょうか。
あと、廻旋は?
じゃあしますよ。
グーッ。
締めるときの指は?親指と中指で締める
こんな感じで皆やりますから。
そうじゃなくて、ギューッと締めて、じわっと締めれば締まります。
はい、これで動かしましょう。
キムラさん:全然ちゃいますね。
講師:いいですよね?
キムラさん:うんうん。
講師:それでここで、そしたら「一旦締めますね」って言って締める。
グーッって言う感じ、それでこれでまた動かしましょう。
動きはちょっと良くないですね。
?(女性):なんか増えた。
講師:OKです。
変わりましょう。
じゃあサカベさん、いきましょうか。
サカベさん:はい、失礼します。
動画時間:16分33分