スポーツ障害による膝痛の鉄板テクニック集!整骨院の人は必見ですよ

整骨院の皆さん!
スポーツが原因による膝痛のアプローチ方法はご存知ですか?
狙うポイントや症状の動きをチェックしながらご紹介します。

この記事のポイント

今回は膝の伸展痛に対するアプローチ方法と
運動後の痛みに対して大腿四頭筋が原因の場合
4つの癒着の剥がし方をやります。

施術のポイントを見るだけでもとても参考になりますよ。
詳しい動きについては、動画をご覧くださいね。

膝の伸展痛

では膝ですね、膝の伸展痛です。
誰かモデルさん使って一通りやりますが、前回腰痛でもやっているテクニックですので、ちょっとここは、見せるだけ見せてさらっと流していきます。

狙うポイントとしては、大殿筋、ヒラメ筋、ヒラメ筋の中足骨とか測定の方もアプローチっていうのも結構重要なポイントかなと思います。

膝おかしかった人誰かいましたっけ?

内転筋の隙間を取る

52-01_内転筋の隙間を取る

まず、内転筋ですね。
内転筋をさっきやったところ、キレットで内転筋の隙間を取る。

次にヒラメ筋ですね。

ヒラメ筋と後脛骨筋のアプローチ

52-02_ヒラメ筋は脛骨の内側に拇指をおいて回す

ヒラメ筋と後脛骨筋のアプローチになりますけど、この脛骨の内側に拇指おいてクルクルクル~って中入れて、あとは骨膜やってる感じですね。
ぎゅ~っと。

ここの隙間がある。

隙間をチェックする場所は3ヵ所

52-03_隙間が徐々になくなってくる3カ所くらい

隙間が徐々になくなってくるんで、3カ所くらいです。
1、2、3。
2カ所目、3カ所目、全然入んないですよね。

こういった場合どうしたらいいかというと

足首を退屈して回す

52-04_足を移動して退屈させてグリッグリ回す

最初はここのポイントなんですけど、こっちに持ってくる。
内果の斜め下あたりですけど、動かしてみると腱が分かると思うので
退屈させて、ここからグリッグリ~

これをやってみて、もう一度ヒラメ筋をチェックする。

内側頭のピンチング

52-05_隙間をチェックするとまだできてない
52-06_内側頭のピンチングをやる

でも、まだ隙間ができてないので、そんな時は内側頭のピンチングをやる。

もう1回確認する。

そしたら大分隙間できてくるんですよ。

もうちょい必要だなってなった場合に、中足骨。
中足骨の動き悪いんですよ。

中足骨のアプローチ方法

52-07_ゴルフクラブを握るようにして親指を立てる

中足骨はゴルフクラブ持つように持って、親指を立てる。
扁平になりがちなんで、こっちにアーチを作ってあげる。

ぎゅっぎゅっぎゅ…アーチを作るんですね。

もう1回チェックするとだいぶ隙間入ってくる。
ちょっと応用編ですよ。

むくみのある人には膝窩

52-08_むくみがある人は膝窩をやった方が良い

こういう風にむくみがある人は、膝窩(しっか)をやった方が良いです。膝裏。
ここにおそらく、かなり問題があると。

膝窩をアプローチ、膝のちょっと内側ね。

52-09_これでやっとアプローチがうまく行く

これで隙間できてきて、これで行くとアプローチがうまく行くんですよ。

伸展痛があるときは、これをやっていきます。

運動後の痛みに対して大腿四頭筋

はい、ではその次ですね。
こっちが多分まだやったことがないやつがあるんで。
膝の痛みが走った後ですね。
走った後、運動した後に痛みがある場合、大腿四頭筋の問題と考えていくんですけれども、18ページですね。

 

  • 内側広筋の強い癒着。
  • 中間広筋の強い癒着。
  • 外側広筋の強い癒着。

 

後はよくあるパターンで、腓骨締めです。
この4つをやっていきたいと思います。

今日一回も受けてない人いますか?
じゃあ伊藤さん、仰向けで。

まず内側広筋を普通に取るとこのパターンですね。

内側広筋の癒着の取り方

52-10_内側広筋の強い癒着はこっちの方が取れるんです

110度で剥がしていくとありますけど、強い癒着の場合は、こっちの方が取れるんですね。
これで綺麗に取れるんですけど、手前に引いていく。
内側広筋を手前にね。

中間広筋の癒着の取り方

52-11_中間広筋は大腿直筋の隙間を診れば良いかな

今度、中間広筋ですけど、中間広筋は大腿直筋の隙間、直筋の方を診て貰えば良いかなって感じです。

これは、内側からでもいいですし、もちろん外側から中間広筋。
丁度、大腿直筋の下あたりですね、ここを狙っていく。

本当は横着せずに、こう取った方が良いですね。

手前に持ってくる動きで剥がす

52-12_なるべく手前に持ってくるような剥がし方の方が剥がれる

なるべく手前に持ってくるような剥がし方の方が剥がれるので。

外側広筋の癒着の取り方1

52-13_外側広筋は外側部に当ててあげる

今度は、外側広筋に関しては、これも反対側に回って、ここに外側部に当てて外側広筋。

外側広筋の癒着の取り方2

でも、外側広筋の癒着剥がすなら、これの方が剥がれます。
外側広筋と大腿二頭筋の癒着、こっちの方が癒着が強く出るんですよ。

これで、隙間に拇指おいて厚めでここをばらす。

ちょっとテキストの写真とは外側広筋は違いますけど…変わりました。
あれじゃ剥がれないってことだったので。

こっちの方が正しく取れます。

最後、腓骨締め。

腓骨締めのやり方

膝立てて、脛骨腓骨を超えて締める、それから振る。

特にこの腓骨は女性に結構多いんですよ。
表にごぽっと出ているんですよ。
ってことは腓骨頭を狙っていくんです。
ここをやるより腓骨頭に行った方が良いです。

結構O脚になって捻じれている子はここからいってあげましょう。

これ皆さん、練習していきましょうか。

動画時間:9分45秒



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