患者さんの腰痛原因がすぐにわかりますか?
腰痛治療に役立つ判断方法とテクニックをご紹介します。
意外かもしれませんが、腰痛でチェックしたい筋肉は3つ!
- 大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
- 梨状筋(りじょうきん)
- 膝窩(しっか)
3つの筋肉へのアプローチを徹底紹介します。
これを実践すれば自信を持って患者さんの治療ができますよ。
詳しい動きは動画をご覧くださいね。
腰痛治療のチェックポイント1!大腿二頭筋
はじめに診るべきは大腿二頭筋(だいたいにとうきん)!これが一番早いんですね。
しっかり座ろう
座るのはまずちゃんと座る。
膝を外側へ
このまま手を置きそうですけど、膝をちょっと外に向けます。ちょこっとです。
がっつりいっちゃうと、ちょっと外側に当たりすぎたのでまっすぐになっている足をちょっと外へ。
私はちょっと足立ててやったほうが、角度がこうやってつきやすいかなと思うので、まずはこれで行きましょう。
はじめは手の手根でもOK
手の手根じゃなくて全体でいきたいんですけど、はじめはちょっと難しいですね。
なのでここでとらえる感じですね。
ここでここをバチンと捉えてるんですよ。
でまずは軽く沈めていきます。
沈んだら上に力を移動
今、膜を取らえたな!
初めはイメージだけでもいいです、遊びを上に取ります。
このままストローク動かしていきます。
筋膜をゆっくり丁寧に
このまま右にくっくっくっ…これが筋膜ですね。
ゆっくりで良いですので、丁寧にはらう感じです。
目標としては、ちゃんと背中まで揺らすことですね。
5回から10回目を目安ですよ。
下にずらしすぎないように注意
まあ丁度真ん中、真ん中のところからちょっと下で沈めて捉える。
初めは難しいから多分ここで、手根で行っちゃってもがしょうがないかなと思います。
正直はじめは、でも最終的にはほんと手の全体で捉える。
だからもうイメージ的には筋膜ってビーチボールを持つイメージ。
絶対に土信田式筋膜治療の手首で、手首が90度になるテクニックはないと思ってください。
これやると手首痛めすから。
ちゃんと角度45度あたりでやっていきます。
見分け方なんですけど、大腿二頭筋を触ったときに
外側に癒着があるのか、バックサイドにいきやすいんですけど
張り感が正しいのかどうか?抜ければこれはいいんですけども。
大腿二頭筋の中間部分の腕もそうですけど、中間の部分というのは指標にするところなんですね。
ここがどうなっているかというのは、あくまで指標にしてここでも取れるんですけど
取れるんですけど、指標にして次の梨状筋ちょっと行きたいと思います。
腰痛治療のチェックポイント2!梨状筋
梨状筋(りじょうきん)のときは、足を持ちます。
仙骨の真横
仙骨から丁度真横あたり、沈めたら何もないところに行きます。
ここ沈めたら股関節行きますが、ここ沈めたら何にもないふにゃふにゃな所です。
そこに手を置く。
股関節を閉じる
手は反対の手ですね、右足だったら左手を置く。
股関節は開いた状態じゃなくて、必ず閉じる。
ベクトルを変える
このまま真下にぐーっと落としていく。
沈めたベクトルをくっと、肩を入れる感じで変えます。
こんなので変わるのって思うかも知れませんが、めちゃくちゃ変わります。
これでもう一回、大腿二頭筋やりますけど、動きが全然違いますよね。
螺旋の場合、外側の張りが抜けない
でも、外側のこの張りが抜けてないんですよ。
本来これは抜けるんです。
外側に出た張りと言うのは、応用的な考えですが螺旋です!という捉え方をします。
腰痛治療のチェックポイント3!膝窩
もう一つあるんですよ。
膝窩もチェック
どこをやるかと言ったら、膝窩(しっか)の部分をしっかり。
これは螺旋だからです。
どっちでもいいんですよ。
大腿二頭筋をみて、ちょっと抜けたのわかります?抜けるんですよ実は。
これをみて判断するんですよ。
どっちでもいいです。
私はいつも、大腿二頭筋でもいいんですけど、膝窩をみて凄いむくみがあって、ホントにダマみたいになってるんですよ。
これ力目いっぱい入れて抜いちゃダメです。軽くです。
コロコロ転がすイメージ。
こんな人体の不思議はいっぱいありますからね。
詳しくは動画をご覧ください。
動画時間:12分10秒