ハムストリングスへの間違ったアプローチで歩行困難に?正しいポイントと捉え方

ハムストリングスへのアプローチで歩行困難になったという大失敗を犯しました。

私も成功例ばかりではありません。

今回はこの私の失敗談をお話しして、皆さんの教訓にしていただければと思います。

この記事のポイント

感覚が鈍い年配の方へのアプローチで、私の失敗はこの2つ。

  • ハムストリングスの腱を強く押しすぎてしまったこと
  • アプローチする場所が間違っていたこと

正しいハムストリングスのアプローチする場所は「筋腱移行部」

これは筋肉全般において非常に有効的な場所なので、アプローチポイントをお伝えします!

Dr.Styleの土信田です。

私と同じような失敗をしないように、ハムストリングスの施術失敗例をシェアしますね。

ハムストリングスのアプローチで歩行困難に?整体師として学び始めた頃の大失敗を懺悔

ハムストリングスのアプローチで歩行困難に?整体師として学び始めた頃の大失敗を懺悔

私も今まで一度も失敗していないわけではありません。

年配の方へのアプローチで大クレームという失敗をしてるのです。

整体でのクレームと言えば、怪我をさせたり、痛みがさらに強くなってしまったり、揉み返しなどが多いですが、私の失敗は歩行困難にさせてしまったという、大クレームです。

本当にご迷惑をおかけしました。

本当に申し訳なかったと心から反省しております。

なぜ歩行困難になってしまったのか?ハムストリングスへの間違ったアプローチ

なぜ歩行困難になってしまったのか?ハムストリングスへの間違ったアプローチ

私は、年配の方へのアプローチで失敗しました。

ハムストリングスへのアプローチする場所が間違っており、「腱」に圧力をかけすぎて歩けなくなってしまったのです。

太腿の裏にある大腿二頭筋、半径反膜様筋の2本の筋肉の総称をハムストリングスと言いますが、ここの筋腹ではなく伸縮性が乏しい腱を圧迫してしまったことが原因です。

おじいちゃんおばあちゃんへのアプローチでありがちなのですが、感覚が鈍いので施術していても無表情で、なんだ痛くないのかな?全然効いてないのかな?と思ってしまい、強く押しすぎてしまったのです。

その時は何もなくても翌日に反応が出やすいので、特に感覚の鈍いお年寄りの方は気をつけましょう。

正しいハムストリングスのアプローチポイントとは?筋肉全般に効果的な筋腱移行部

正しいハムストリングスのアプローチポイントとは?筋肉全般に効果的な筋腱移行部

では正しくはどこを狙うのかというと筋肉が腱に変わる部分「筋腱移行部」です。

筋腱移行部は負担がかかりやすいところで、実はハムストリングスの広い範囲を押すよりも、筋腱移行部にアプローチすればハムストリングス全体に効いてくるのです。

ハムストリングスに限らず、筋肉全般的にこの筋腱移行部は有効で、とても施術の効率が良い場所なので覚えておきましょう。

ハムストリングスのアプローチで大クレーム?失敗からの教訓まとめ

ハムストリングスのアプローチで大クレーム?失敗からの教訓まとめ

今回は私の失敗談をお話ししましたが、この失敗から得られるポイントはこの3つ

  • 伸縮性が乏しい「腱」を圧迫すると痛みで歩けなくなってしまう
  • 年配の方への施術は反応がなくても押しすぎない
  • ハムストリングスに限らず筋肉全般的に「筋腱移行部」は有効的

皆さんはこれを教訓にして同じ失敗をしないように気をつけてくださいね。

また次回お会いしましょう、さようなら。

動画時間:7分20秒



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