腰椎分離症、滑り症の痛み、痺れに対して、SP Systemを使ったアプローチ法をご紹介します。
SP Systemの7つ全て使うと効果的ですが、特に脚の内側にある「R7」が重要です。
腰椎分離症、滑り症の考えられる原因は3つで
「お腹の問題」「首の問題」「脚の内側の問題」
があります。3つの問題の理由についても解説していますので、詳しく知りたい方はチェックしてみて下さいね。
第2の脳を超活性するSP System開発者の土信田です。
今回は腰椎分離症、滑り症の痛みや痺れの原因となる3つの要素をご紹介します。
今すぐSP Systemのポイントが気になる方は、こちらをチェックしてくださいね。
腰椎分離症、滑り症の原因は?3つの要素を解説
アプローチを始める前に原因として、考えられる3つ要素を先にお話します。
それでは、それぞれ問題の理由について解説しますね。
お腹の問題!腸間膜が腰椎を引っ張ってしまう
意外と盲点になっているのが、お腹の癒着です。
腹部には腸間膜という膜があるんですけど、腸間膜が腰椎をグッと前に引っ張ってしまうことがあります。
- 食生活が乱れている
- ずっとお腹を丸めて仕事をしている
- 普段から猫背
ラーメンなど小麦やグルテン類の摂取が多い食生活をされていると、お腹の癒着が出る方が多いです。
また普段からお腹が縮んだ姿勢や曲がった体勢をしていることは問題で、身体は丸まる力の方が作用として強く働きます。
そういった部分からお腹の癒着が出てきて、そこから腰椎を前に引っ張って滑ってしまって分離することが考えられますね。
首の問題!腰と首は連動している
2つ目は首の問題で、カイロプラクティックの世界で言われている
ロベットブラザーズ
という考え方ですね。腰椎と頸椎の連動性があることが立証されています。
腰椎(L5)と頸椎(C1)が同じような動きをする
それに付随して腰椎(4L)と頸椎(C2)の連動性が考えられる
つまり腰、腰椎の状態を悪くしていることは、頸椎の問題も関係がある考え方です。
生活の中ではスマホを見続けたり、普段から姿勢が悪くてフォワードヘッド(首が前に出ている状態)の方は、腰椎の問題に関係する訳ですね。
脚の内側の問題!SP Systemの着眼点
3つ目は現代人に非常に多いもので、SP Systemでも特に着眼点としています。
脚の内側の弱化
脚の内側の弱化が進むことによって、骨盤の後弯の原因になります。
骨盤の歪みは身体の歪みに繋がりますが、原因は脚の内側にあるわけですね。
日本人は特にO脚になりやすい身体の構造ですが、脚の内側を普段から使わない、使えないことが続くとどうなるでしょう?
脚の内側が弱化してしまい、身体の歪みから腰椎が不安定になることで、分離症、滑り症といった症状が出てきていると考えられます。
腰椎分離症、滑り症を改善するには?SP Systemの「R7」を使う
腰椎分離症の3つの要素を解決するために、SP Systemの7つのポイントを使って頂く必要はありますが特に「R7」が効果的です。
「R7」を使ってアプローチすることで、腰椎分離症、滑り症の型を解決していきます。
狙う部分は脚の内側の問題ですよね?ここをアプローチすることで「滑走感」が出ます。滑走感が出ることで、身体の腰椎の不安定さが改善されますよ。
腰椎分離症、滑り症のまとめ
今回の腰椎分離症、滑り症の方では3つポイントがありました。
- 1つ目がお腹の癒着
- 2つ目が首の問題
- 3つ目が脚の内側の問題
この問題を解決する方法としては、SP Systemを全部使うことが効果的ですが、特に「R7」を使って身体の不具合を取り除きましょう。
次回もSP Systemを使うことでどんな効果があるのか、臨床で使えるお話をしていきたいと思います。
動画時間:5分59秒