【土信田式筋膜治療】肩痛で三角筋周辺の痛みの取り方

仕事をしていて肩こりに悩まれている方が多いですが、激しい痛みで悩みはありませんか?
肩こりで、肩が重いや苦しい、首筋や背筋が痛い、触るとかたいといった症状があらわれますが、慢性化することで肩痛に悪化してしまいます。
肩痛は「使いすぎ」か「使わなすぎ」が原因なんですよ。

この記事のポイント

三角筋が痛い場合の、チェックポイントをご紹介しましょう。
特に運動をしている人は、疲労により起こりやすいため注意が必要なんです。

動画でも詳しくお話していますので、ぜひご覧くださいね。

こんにちは。筋膜グリッピング関東支部のドシダユウスケと申します。
記事をご覧いただきありがとうございます。

使える臨床シリーズということで、ご紹介していきたいと思います。

今回は三角筋周辺の痛みのお話をしていきたいと思います。

肩関節周囲炎でリハビリを超えたマニュアル施術を大公開します。
肩痛の施術に興味がある方は、ぜひご覧くださいね。

肩痛の原因は?使いすぎか使わなすぎが原因

肩の部分で前回、使いすぎをお話ししました。
使いすぎで、使わなすぎです。

2つのパターンで今回お伝えしていきたいとお話をしましたが、今回は使いすぎについてお話しします。

使いすぎで肩痛を起こしてる方の狙うポイントの中で、特に重要ポイントを2つお伝えいたします。

セミナーでは8つのテクニックを、お伝えしていますよ。

肩痛を起こしているポイントは?アウトサイドライン

肩痛を起こしているポイントは?アウトサイドライン

それがアウトサイドライン、サイドラインでの部分なんです。
よくこれも聞きますよね。

三角筋の前部と中部繊維ですね。
あとは棘下筋、これはローテータカフです。

ここのポイントを重要視して、このサイドラインの症状がラインの滞りがある方は、ここをまずグリップしていくところになります。

肩痛を発症している人は?三角筋が痛いという

 

肩痛を発症している方は、ここ痛いって言いません?
三角筋です。

「なんかね、やっぱり上げたときにここ痛いんだよね」とか「動かしたときにここ痛いんだよね」って言います。

ほとんど三角筋を言うと思います。

肩痛を発症している人は?たまに肩の後ろが痛い

肩痛を発症している人は?たまに腕が痛い

まれに、ここ痛いとか、ここ痛いとかいます。

大体の方はここに、三角筋で痛みが出るという方が多いです。

どの動きでもそうですけどね。

そういう方は、まずこのサイドラインの三角筋を、ちょっと狙ってみてくださいというお話です。

三角筋の前部、中部っていうところも、痛みとして出てきてるところなんですよね。

見るべきポイントは?神経のライン

 

ここで、あと見るべきポイントとしては、ここの神経のラインになります。

神経ラインを見ていただくと、どこで神経の領域あるかといいますと、C5とC6の間の神経の領域がここになります。

ここの前部、中部がということは、C5、C6っていうと下部頚椎になります。
痛みはここで出てるかもしれないですけども、下部頚椎の問題も見ていかなきゃいけないということですね。

見るべきポイントは?下部頸椎の可能性もある

肩痛の方は?下部頚椎も対処すること

肩痛の方に関しては、肩だけ見るんじゃなくて、下部頚椎も対処しましょうという今回お話も入れました。

今回首のセミナーと肩のセミナーの両方やります。
首の部分を前半でやるんですが、そしたら首前半使ったテクニックが、肩痛でも使えるとなりました。

そういったところの神経の領域なんかも、しっかり頭に入れておくっていうのも大切かなと思います。

それが今回重要ポイントで捉えた、三角筋の前部、中部をテクニックセミナーでやります。
今回テクニック満載ですからね。

受ける方はすごくいいものをもらったなって、絶対に実感してもらえるかなと思います。
教えてもらったなっていうね、実感が出るかなと思いますよ。

肩痛を起こしているポイントは?棘下筋の調整

 

2つ目ですが、棘下筋になります。

棘下筋は、萎縮してる方や筋萎縮がかなり強い方で、動きが乏しくなってる方に多いです。

横向きに寝ていて、圧迫することで痛みが出てる方もいます。

使いすぎって言ってますけど、使わなくて萎縮しちゃってるっていうケースもあるので、リハビリも兼ねてのものです。

棘下筋も、今回テクニックお伝えしますよ。
これをやると引く動きなんかが、結構スムーズになったりしますね。
ローテーターカフでね、一番負担にはなります。

とくに運動やってる方!
私、野球好きなんで野球やってる方なんかも、結構この棘下筋っていうのは疲労しやすいところなんです。

過度に刺激を入れすぎない

棘下筋のテクニックをやる上で注意していただきたいのが、過度に刺激を入れすぎないことです。

私の動画じゃなくて、グリッピングスクールの動画で、棘下筋をやってる動画なんかもあります。

「棘下筋いいな」と思って取り入れて、あんまりギュって実はやりすぎてしまうと、この棘下筋の下に神経を強く痛めすぎてしまい、腕がだるくなったりします。
その後ずーっと手に痺れが残ってるとかっていうことになってしまうので、注意しましょう。

棘下筋をやる前の注意!見よう見まねでやらないほうが良い

棘下筋をやる前の注意!見よう見まねでやらないほうが良い

まずはセミナーに来ていただいて、これぐらいの状態で、こういうふうに扱うんですよっていうお話を聞いた上で、施術に使ってください。

グリッピングの手技って見ただけで、自分でもできそうかもっていって実際やる先生多いです。
まあ実は私もその1人でした。

DVD見て、見よう見まねでできんじゃん、結構できんじゃんって思ってやってて、痛めちゃったとかっていうのも初期のころありました。
そのときの患者さん、すみませんでした。

まずはしっかりと形を作りましょう。

これが筋膜に当たってる感覚、これが剥がす感覚っていうところも、まずは体感してみないことには絶対にわからないです。

前回、背中のセミナーやりましたけれども、DVD見たり動画見た先生っていうのも、「やっぱりやってみないとわかんなかったね」っていう先生が大半でした。

今回もテクニックたくさんありますので、このテクニックを予習動画として見てる先生なんかもいます。
しっかりとセミナーに来て、1つ1つわからないことは聞いていただいて大丈夫ですのでしっかりと教えます。

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屈曲、伸展、外転、内転、水平屈曲、水平伸展に加えて、サイドラインとラセンラインの組み合わせを紹介しています。

詳しくはこちらの記事を見てください。

サイドラインの重要ポイントのまとめ

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よく肩こり改善のために即効で効果のある首、背中のツボの位置を解説するページはあります。

肩こりの方は押す、揉むなどすることで、筋肉をほぐすことで解消したいと考えがちですが、正しいやり方をしないと肩や背中のこりは改善しません

今回サイドラインで重要ポイントっていったら、三角筋の前部、中部をまず狙うっていうところと、あとは棘下筋ですね。
ここのポイントをしっかり押さえれば、サイドライン網羅できるかなと思います。

サイドラインはこれを外して、まだ前部、中部と2つありますが、あと5つはセミナーでしっかりと教えていきたいなと思います。
乞うご期待と!

次回はラセンラインの部分のお話をしていきたいと思いますので、気になる方はまたご覧ください。

動画時間:8分7秒



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