食事のときにアゴがだるい、あごに痛みがあるといった症状はありませんか?
また、口を開け閉じするときに、カックンと音がするのであれば、顎関節症かも知れません。
顎関節症に対して、アゴを触らずに遠い部分のアプローチで改善する方法をお話します。
狙うポイントの筋肉は「腓骨筋」です。
脚の筋肉をアプローチすることで、身体のバランスが良くなり上半身や顎の改善を見込めます。
腓骨筋のアプローチ前後で、顎の「オトガイ」の変化に注目してみて下さいね。
どうも!第二の脳を超活性するSP System開発者の土信田です。
顎関節症に効果のあるアプローチの部位は?腓骨筋から遠隔改善
今回は「肩こり」「首痛」に対してもそうなんですけど、
顎関節症(がくかんせつしょう)
に対して、患部を触らずに遠位のアプローチで改善する方法をやりたいと思います。
このアプローチによって「小顔効果」もあるんですよ!
狙うポイントの筋肉は
腓骨筋(ひこつきん)
ですね。「長短腓骨筋」「腓骨筋群」という考え方でいいです。
外加重でどんどん内側が使えなくなってきて外加重になっている方って「顎(あご)」の下顎(かがく)の部分がズレてきます。
この顎のずれによって顎関節が起こり、それが原因で「肩こり」「首痛」「肩痛」が起きます。
脚の腓骨筋のアプローチをすることで、上半身も楽になり、顎も楽になることをお話しますね。
腓骨のアプローチによる変化は?オトガイの硬さが変わる
腓骨筋群のアプローチをご紹介しますが、腓骨に対してもアプローチになります。腓骨の内側が使えなくなってきて、外に逃げてしまう方にとても効果がありますよ。
触ってみてちょっと後ろにある腓骨が真横にある方は、今からご紹介するアプローチが非常に有効的で顎の下顎の部分がスッキリしてきますね。
アプローチすることによって「オトガイ」をアプローチ前と後で触っていただくと、硬さが違ってきますよ。
アプローチ方法は?腓骨を締めて振る
アプローチ方法は真横に親指を置いて、手の形をキープしたままふくらはぎ側に捻じります。
捻じって両手で締めるんですけど、腓骨と脛骨(けいこつ)を締める感じです。掴んで振りましょう。
締めて振る時間は10~20秒くらい良くて、抜けた感覚が分かりずらいので時間でアプローチすると良いですね。
腓骨の捻じれが強い方は腓骨頭の方から大きく捻じって、3ヶ所くらいアプローチしてもいいと思います。
お年寄りの方への注意ポイント!腓骨を意識しすぎないこと
気を付けて頂きたいのがお年寄りの方で、腓骨が外側に出てきてないパターンの場合、腓骨筋群を意識してやると結果が出やすいですね。
顎関節の方や首・肩こりでオトガイの動きが悪い方には、ぜひこのアプローチをしていただきたいと思います。
「手が小さくて、ふくらはぎが太い方に対してどうしたら良いですか?」
腓骨のアプローチまとめ
テクニックはいかがだったでしょうか?アプローチすることで、顎のオトガイが非常にすっきりします。
左側のオトガイが固くなっている場合は、左足の外加重になっていることが触って分かります。
私もズレが生じているので、左のアプローチをする必要があるわけですね(笑)
腓骨筋をアプローチすることで、下あごのオトガイのラインがすっきりします。
首の前側にある広頚筋(こうけいきん)にも繋がっているので
- 首が楽になる
- 鎖骨の動きを改善する
- 肩の動きを改善する
といった、色々な要素が隠れていますので、腓骨のアプローチやって頂きたいと思います!
次回も動画でお会いしましょう!さよなら!
動画時間:5分31秒