肩の動きでこんな症状はありませんか?
- 肩を横から上げたときに痛みがある
- 肩を引くときに痛みがある
こんな肩関節周囲炎の痛みに対して狙う場所は1点!三角筋のアプローチをしましょう。
すぐに臨床で使えるテクニックをご紹介しますよ。
どうも!土信田です。今回も肩関節周囲炎に有効なテクニックをお伝えしたいと思います!
肩関節周囲炎はどんな症状?肩を横から上げたときに痛みがある
肩関節周囲炎の症状として例えば、
肩を横から上げていくときに肩が痛い!これ以上肩が上がらない
肩を横に上げていく外転という動きに付随して、肩を後ろに引く伸展という動きによる痛み。
また、肩の可動域の制限がかかっているときに使うと効果的な「三角筋の後部繊維のアプローチ」をご紹介します。
肩関節周囲炎で外転・伸展の痛み、可動域制限のある場合は?三角筋の後部繊維を狙う!
三角筋の後部繊維の外転や伸展の痛み、可動域制限がある場合の肩関節周囲炎のアプローチをやっていきたいと思います。
クアドリラテラルスペースの掴み方は?
横向きに寝た状態から肩の後ろにあるクアドリラテラルスペースと呼ばれる、脇の下辺りに四指を入れて、親指で掴みます。
三角筋のアプローチ方法は?
- 肩を伸展させる
- 肩を上げてから10回引っ張る
この部分が三角筋の後部繊維になりますが、掴んだ状態で肩を後ろに伸展させて、上げていきます。
そのまま掴んだ状態で後ろに引いていきます。これを10~20回くらいします。
そうすると肩の伸展の動きが改善されます。
三角筋の後部繊維を掴む!内旋から外旋の動き
- 後部繊維を掴む
- 肩を内旋
- 内旋から外旋させる
三角筋の後部繊維に親指をガっと置いて頂いて、この状態で肩の内旋状態から外旋の動きをする。
置いた指の四指は三角筋の前部繊維でしっかり止めてから、腕の動きではがしていきましょう。
親指の位置を少しずつ変えていきながらアプローチして頂くことで、より効果が出てくると思いますので三角筋の後部繊維のアプローチをやってみて下さい。
三角筋の後部繊維まとめ
いかがだったでしょうか?三角筋の後部繊維に関しては、肩を稼働させる筋肉の1つです。
安定させるというよりはアウターの筋肉でしっかりと動いて痛みを出さないということで、インナーに負担をかけないようにします。
そのためにも、三角筋の後部繊維がしっかり使えることが条件になってきます。
特に外転もそうなんですが、伸展で引っ掛かりが出るときは「三角筋の後部繊維を疑う」ことを習慣付けていくと臨床の時に役立つかと思います。
次回もまたテクニック動画を配信していきますので、楽しみにして下さい!さよなら!
動画時間:4分5秒