首の施術はどんなことをやっているかご存知ですか?
今回は、首の施術を様々な観点からご説明しますね。
知っていると、施術中の状況がイメージしやすいと思いますよ。
知ってるのと知らないのでは、安心感も違いますからね。
詳しく知りたい方は、動画をご覧くださいね。
今回は首の施術を斜角筋、棘上筋、板状筋、下部頚椎、胸鎖乳突筋の観点から解説していきたいと思います。
どのように屈折、回旋等を行うか、何処に手、指をあてるのかをよくご覧になってみてください。
はい。では今から首のちょっと施術のお勉強をしていきましょう。
斜角筋
まずは斜角筋から行きますね。まずは鎖骨上窩のこのくぼみですね。
ここにコンタクトします。
置いたらここから反対側に側屈、大きくします。
大きく屈曲。
で、ここから側屈いれずに回旋だけ入れます。
回旋だけグーッと。グーッと。
これで10秒くらいキープですね。戻します。
棘上筋
では今度棘上筋行きます。
肩のてっぺんのところ。
触診できるかたは触診してください。
置いて、三指等。
こうじゃなくて
こう行きましょう、
置きます。
これも同じです。
反対に側屈。
行ける所まで側屈します、屈曲。
ここまではさっきの斜角筋と一緒です。
ここから大きく同側に側屈。
グーッと。この時にグーッと内側に押し込んでいきます。
これも斜角筋と一緒で大体10秒、5秒から10秒くらいキープです。
昨日これで肩が上がらなかった先生が上がったという奇跡的な棘上筋です。
あえて上がった先生の名前は出しませんけど。(笑)戻します。
板状筋
続きまして板状筋ですね。
板状筋はこの鍵上のこういった形のピンチングですね。
ここが背骨。
背骨だとして、ここにこういう風な形でコンタクトして上げます。
グーッとリフトします。グーッとリフト。
上げたら、今までこのまま置いていたんですけど、このまま下に1回下ろしましょう。
頭を降ろす。そしたらここにお肉がガバッと入っている。
それを親指でグッとおさえる。
このままグーッと深いところをピンチングしていきます。グーッと。
これが板状筋です。
間違いやすいのがこれと僧帽筋。
僧帽筋はこれですね。
これ痛いですよね。深いところ。深いところの奥。
こいつがグーッと。奥に板状筋というのがあります。グーッと。
ちょっとずつちっちゃくなっていますね。ちっちゃく。
下部頚椎
今度はこれもカタツで良く使える、下部頸椎ですね。
下部頸椎にコンタクトします。
同側の方にちょっと側屈しておいて、ベリッ、ベリッと剥がします。
結構ここが癒着している人たちが多いので、この癒着は大きくグッと、グッと、グッと、グッと、グッと、剥がします。
はい。次は広頚筋ですね。
広頚筋は反対側に倒して、今度は表層をぺリベリーと剥がします。
ここの下に斜角筋、その下に胸鎖乳突筋がありますので、まずは広頚筋の癒着をしっかりと剥がします。
胸鎖乳突筋
続きまして最後これが大切です。
胸鎖乳突筋。これが、これも鍵状のピッチングですね。
これを胸鎖乳突筋にコンタクトした状態で同側に倒す。おさえる、戻す。
ここから人差し指を親指の方にグルグルグルと避けてきます。
一定のところまで来たら、一旦親指をもう1回ちょっと伸ばして、そこからさらにギューッと人差し指を親指の方に近づけます。
そうするとさらに胸鎖乳突筋はコンタクトしやすくなると。いいですか。
ここから引っ張って、反転すると隙間に人差し指が入っていくと思いますので、これでしっかりと胸鎖乳突筋をコンタクトできます。
ちょっとこれもう1回行きます。
胸鎖乳突筋をつかむ。人差し指を同側に倒して親指を置く。
戻す。人差し指を近づける。親指の方にグーッ。一定のところまで癒着が剥がれてきたら、今度はちょっと親指を伸ばして、さらに人差し指親指の方に近づけてくる、グーッ。
最終的にもう1回行っちゃってもいいです。もう1回親指を伸ばして、グーッ。
ここから胸鎖乳突筋を引っ張って、グーッと離します。ちょっと縦に伸ばしますね。
まとめ
はい。これが土信田式筋膜治療の今の最新の首治療になりますので、是非ご参考にしていただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
動画では動きをわかりやすく説明しております。
是非動画もご覧いただければと思います。
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動画時間:6分19秒