肩関節周囲炎の方に対して、自宅でできる改善方法をご紹介します。
今回は腕をアプローチすることで、腕の動きが良くなり、痛みもなくなりますよ。
施術でも使えるテクニックなので、施術家の方も必見!
動画ではアプローチのポイントや、詳しい動きが分かると思いますよ。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
肩関節周囲炎と石灰化について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧くださいね。
肩関節周囲炎で肩が痛い!腕から改善テクニックを紹介
座って土信田式筋膜治療を行う「座位グリップ」をご紹介します。
今回は「肩関節周囲炎」の方に向けて、治療家・整体師・家族にやってあげたい方にもとても有効的ですよ。
手が後ろに回りにくい!結滞動作が問題
どしだ「肩のどんな動きがやりにくいですか?」
あらかわ「後ろに行く動きが難しい」
今シリーズでお伝えしている結滞動作、手が後ろに回りにくい、ある程度い後ろに回したら痛みが出る感じですね。
肘を上に上げるときに
- 肘曲げた状態だと痛い
- 肘を伸ばした状態だと痛くない
がみられます。
肩を治すのにアプローチする部位は?腕の腕橈骨筋をアプローチ
今回は肩関節の肩の部分から取っていましたが、例の面白い部位から取っていこうと思います。
腕橈骨筋(わんとうこつきん)です!
それでは腕橈骨筋のアプローチを紹介します。
腕橈骨筋ってどこ?腕の筋肉
親指側を通る腕の筋肉が腕橈骨筋になります。
腕橈骨筋にある2本の骨を正しい位置に戻す
この部分に付随している橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本の骨があります。
腕を良く使う方は2本の骨が内側に捻じれています。
骨の捻じれを平行に戻しましょう。
親指と中指で腕のふくらみを締める
親指と中指を使って、腕のふくらみのある部分をじわーっと締めていきます。
ギューッと締めきったら手の根っこ(手根)を使って、自分と相手の手根を合わせます。
手根を合わせたら?腕を締めたと同時に捻じる
左手だったら時計回りで外側に、キュッキュッキュと回していきます。
ポイントは締めたと同時に捻じること!
状態が酷い場合は?骨の間を親指で押してから腕を振る
あらかわ先生はまだパンパンなので、余りにも酷い場合には真っ直ぐ伸ばした2本の骨の間に親指と親指を重ねます。
ギューッと押していき、振っていきましょう。
ギューッと締めることで、腕の中にある骨膜に刺激を入れる感じになりますね。
押さえて10秒くらい振ってみて下さい。
これで腕の緩みがでました。
腕橈骨筋のアプローチのまとめ
この状態で手を後ろに回すとだいぶ行きますよ。
このアプローチだけで張りが全く変わってきます。
筋膜は繋がっていますので、腕橈骨筋のある前腕部をアプローチするだけで肩の部分が良くなります。
このアプローチは10秒くらいですね。
スポーツで肩が痛い?腕を使ったことが原因で使えるテクニック
今回は肩の痛みで、スポーツやっていたり良く手を使った後の肩の痛みは腕から来ていることもありますので、腕橈骨筋の骨2本を締めるアプローチをぜひ使ってみて下さい。
また次回もお会いしましょう!さよなら!
肩関節周囲炎と石灰化ってなに?肩の痛みの原因や治療方法を徹底解説
肩関節周囲炎と石灰化はどんな症状なのかご存知ですか?
肩関節周囲炎は肩を動かす部分の炎症が原因です。
石灰化はカルシウムが固まったことが原因で、違う原因による痛みになるんですね。
治療をしないとどうなるのか?また治療法についてご紹介します。
動画時間:5分17秒