三位一体論で股関節を調整することで、膝の痛みを治す施術をご紹介します。
手で押さえる位置や、力を加える方向がとても重要になります。
ポイントを画像付きで解説していますので、参考にしてくださいね。
動画では詳しい説明や、正しい動きが確認できると思いますのでぜひご覧くださいね。
股関節のアプローチによる膝の治療|右足
講師:今度仰向けの施術のやりかたが多いので、膝で来たかたはもう仰向けだけで皆調整出来たりもしますから、それも頭に入れてください。
それで『三位一体諭』の最後、股関節。
それで正直足首やっただけで、膝が良くなる人ってめちゃくちゃ多いんですよ。
だからここをまずやって、それでもやっぱり股関節とかそっちの状態が異常があるなと言った場合は、こういったテクニックもまた付け加えてやってもらいたいんですけど。
いきますね。
今度こっち側の足します。
膝を立てる
まず膝を立てます。
それで親指・拇指を股関節のちょっと内側、真上よりちょっと内側ですね。
それで足の形としては、こういう形を作ります。
それでそこに拇指を置いて、こうやって動かなく。
それでここにエッジをきかせます。
置いて、この状態から。
膝を押し込む
あと動かなくなったら、もうこれ以上行かないっていう所でグーッと押します。
私のお尻しか見えてない人、本当申し訳ないです。
こういう形です、いいですか?
これが一つ。
お尻を引っ張って膝を押す
それでこの状態から足をこっちに倒す。
それで右手をお尻の大腿骨の丁度真下ぐらいですかね。
大腿骨頭か坐骨辺り、お尻の真下辺り。
手を入れて、こっちをグーッと上に上げます。
上げてこっちを押す。
特に動かない、股関節がここで止まってしまうかたなんかはいると思うんですね。
ここから動かない。
ここはちょっと股関節のモビライゼーションですかね?
上げて動かすと、こういう状態。
いいですか?
太ももを持って捩る
それで次に股関節のこういう内旋・外旋の動きがあって、これもこっちに行きづらいといった場合は足を持ちます。
太ももを持って、なるべく根元。
根元を持って、ここから捩るだけでもいいんですけども、持って下にグーッと押し込みます。
押し込んでから捩る。
これ結構、屈曲障害のかたに使います。
それで今度反対。
こういう動きなんですね。
内側、親指に力が入るように持っていく方法。
これが伸展法なんですけど、足をなるべくこっちに持ってきます。
足の付け根を持って捩る
それでさっきと同じように足の付け根を持ちます。
それでこれも一緒で押し込んでもいいし、お腹で押してもいいです。
押してこのままグーッと入れてから捩る、入れて捩る。
この理論も関節、グーッと縮こまったものが離れようとするので、その理論をちょっと使ってやってるものなんですけど、グーッと入れて捩る。
いいですか?
もう一回いきますね。
股関節のアプローチによる膝の治療|左足
今度こっちの足いきます。
足上げて、内側に置きます。
それでここからエッジを使います。
下方に押し込む
これ思いっきりやっちゃ駄目ですよ?
思いっきり押したら痛いですから。
上げて、この状態からちょっと下方にグーッと押し込む。
こういう状態です。
置いてからグーッ。
それでここから足をこっちに持ってきます。
それで伸展障害、こっちの人ですね。
お尻のここです、ここ。
持ち上げながら押す
ここをグーッと持ち上げながら、持ち上げてこっちで押す。
こっちが重要。
それで結構これ力が必要なので、ちょっと女性のかたしんどいかたいるかもしれないですけど、頑張りましょう。
腕の力つけて、グーッと。
押さえながら捩る
この動きをつけるのにさっき言った、押さえながら捩る。
グーッと入れて捩る。
反対側も押さえながら捩る
今度反対ですね。
こっちから押さえて捩る、押さえて捩る。
いいですか?
やりましょう!
よし、いきましょう!
動画のまとめ
今回は股関節を調整することで、膝の痛みを治す施術をやりました。
これだけで膝の痛みが治るか疑問に思われますが、膝が良くなる人が多いんです。
正しいやり方を覚えて、試してみてはいかがでしょうか?
画像だけでは分かりにくい部分がありますので、詳しい動きは動画をご覧くださいね。
動画時間:10分10秒