変形性膝関節症(OA)の対処法をモデルさんを使って実演します。
診るべきポイントを処置+解説しますので、実践で使える方法ばかりですよ。
注意してほしいのは、お年寄りに対して間違った見立てをしないことですね。
動画ではモデルさんを何人も施術しています。
様々なパターンで分かると思いますので、ぜひ動画もご覧くださいね。
膝が常に痛い!変形性膝関節症(OA)の対処法を解説
痛い膝はどっちですか?
鵞足炎(がそくえん)で右が痛いです。
膝が伸びない感覚を確認
全然違う、伸びないね。
この感覚は見ておいた方が良いですよ。
お年寄りに多いのは?膝を伸ばしたときに痛みがある
逆にお年寄りは伸ばしたときに「うっ」ってなる方が多いです。
こっち側の膝の方が悪いかも知れませんね。
曲がりは良いですね、ただ伸展が苦手みたいですね。
外側が広がって見える?でも腓骨が捻じれていない
良いですか?この時にお年寄りの方とか気をつけて欲しい方って、外側の方が広がって見えるんですよ。
こういう風に捻じれているように見える。
でも腓骨の位置が捻じれている訳じゃないんですよ。
この人に腓骨締めをすると悪くなります。
歩けなくなります。
腓骨をさらに締めて後方の方に戻そうとしてるので、ただお年寄りの方って腓腹筋が使えなくて反れちゃってるんですね。
なので腓腹筋の捻じれを取ってあげないとダメなんですよ。
治療は腓腹筋の内側頭を重要なポイントとして捉えて欲しいですね。
腓腹筋の内側頭はピンチングです。
自分でもできるので練習して下さい。
腓腹筋の内側頭をピンチング!がっちり掴んでグーッとキープ
がっちり大きく掴んでこんな感じです。
これをキープでグーッとキープ。
さっきより遊びが出来てます。
鵞足の癒着をとるには?表面の部分を引っ張る感じで摘まむ
これだけでは全部は行かないので、次に鵞足部って書いてありますけど鵞足の表面の部分を摘まみます。
ちょっと上に引っ張る感じで、ギューッと、ここも癒着して動かなくなってます。
膝悪い人はホントに痛いです。
鵞足と腓腹筋を上手く組み合わせましょう。
ふくらはぎをチェック!ユルユルだと心臓に負担がある
あと診るべきポイントとして、ふくらはぎユルユルなんですね。
これは何が良くないかと言うと、ちょっと心臓が良くないです。
右左関係なく、ふくらはぎがタルタルになってるってことは心臓に負担がかかっていると思います。
例えば寝ているときに「いびき」をかきやすかったりとか、心臓の負担があるとふくらはぎに出やすくなるんですね。
ここだけで取れるとは思いませんが、鵞足部の部分は特にお年寄りの方は分厚くなっています。
こういう感じで膝を調整してみて下さい。
腓骨締めは?やり方を解説
お年寄りの方に腓骨締めしたら完全に悪くなるかというと、そういう訳でもありませんから。
ただ締めたことで、帰りに悪い影響が出てしまう歩き方をする方もいます。
腓骨締めは?捻じっていく
こちらからグーッと捻じっていきます。
捻じった後は?締めてから振る
そして締めたら、振ります。
腓骨の状態はどうなっているか知りたければ、距骨のこの動きが行きやすいかを見る。
ちょっと運動している方は腓骨が捻じれてる可能性があります。
良いですか?
動画時間:16分44秒