整骨院の皆さん!
スポーツが原因による膝痛のアプローチ方法はご存知ですか?
狙うポイントや症状の動きをチェックしながらご紹介します。
今回は膝の伸展痛に対するアプローチ方法と
運動後の痛みに対して大腿四頭筋が原因の場合
4つの癒着の剥がし方をやります。
施術のポイントを見るだけでもとても参考になりますよ。
詳しい動きについては、動画をご覧くださいね。
膝の伸展痛
では膝ですね、膝の伸展痛です。
誰かモデルさん使って一通りやりますが、前回腰痛でもやっているテクニックですので、ちょっとここは、見せるだけ見せてさらっと流していきます。
狙うポイントとしては、大殿筋、ヒラメ筋、ヒラメ筋の中足骨とか測定の方もアプローチっていうのも結構重要なポイントかなと思います。
膝おかしかった人誰かいましたっけ?
内転筋の隙間を取る
まず、内転筋ですね。
内転筋をさっきやったところ、キレットで内転筋の隙間を取る。
次にヒラメ筋ですね。
ヒラメ筋と後脛骨筋のアプローチ
ヒラメ筋と後脛骨筋のアプローチになりますけど、この脛骨の内側に拇指おいてクルクルクル~って中入れて、あとは骨膜やってる感じですね。
ぎゅ~っと。
ここの隙間がある。
隙間をチェックする場所は3ヵ所
隙間が徐々になくなってくるんで、3カ所くらいです。
1、2、3。
2カ所目、3カ所目、全然入んないですよね。
こういった場合どうしたらいいかというと
足首を退屈して回す
最初はここのポイントなんですけど、こっちに持ってくる。
内果の斜め下あたりですけど、動かしてみると腱が分かると思うので
退屈させて、ここからグリッグリ~
これをやってみて、もう一度ヒラメ筋をチェックする。
内側頭のピンチング
でも、まだ隙間ができてないので、そんな時は内側頭のピンチングをやる。
もう1回確認する。
そしたら大分隙間できてくるんですよ。
もうちょい必要だなってなった場合に、中足骨。
中足骨の動き悪いんですよ。
中足骨のアプローチ方法
中足骨はゴルフクラブ持つように持って、親指を立てる。
扁平になりがちなんで、こっちにアーチを作ってあげる。
ぎゅっぎゅっぎゅ…アーチを作るんですね。
もう1回チェックするとだいぶ隙間入ってくる。
ちょっと応用編ですよ。
むくみのある人には膝窩
こういう風にむくみがある人は、膝窩(しっか)をやった方が良いです。膝裏。
ここにおそらく、かなり問題があると。
膝窩をアプローチ、膝のちょっと内側ね。
これで隙間できてきて、これで行くとアプローチがうまく行くんですよ。
伸展痛があるときは、これをやっていきます。
運動後の痛みに対して大腿四頭筋
はい、ではその次ですね。
こっちが多分まだやったことがないやつがあるんで。
膝の痛みが走った後ですね。
走った後、運動した後に痛みがある場合、大腿四頭筋の問題と考えていくんですけれども、18ページですね。
- 内側広筋の強い癒着。
- 中間広筋の強い癒着。
- 外側広筋の強い癒着。
後はよくあるパターンで、腓骨締めです。
この4つをやっていきたいと思います。
今日一回も受けてない人いますか?
じゃあ伊藤さん、仰向けで。
まず内側広筋を普通に取るとこのパターンですね。
内側広筋の癒着の取り方
110度で剥がしていくとありますけど、強い癒着の場合は、こっちの方が取れるんですね。
これで綺麗に取れるんですけど、手前に引いていく。
内側広筋を手前にね。
中間広筋の癒着の取り方
今度、中間広筋ですけど、中間広筋は大腿直筋の隙間、直筋の方を診て貰えば良いかなって感じです。
これは、内側からでもいいですし、もちろん外側から中間広筋。
丁度、大腿直筋の下あたりですね、ここを狙っていく。
本当は横着せずに、こう取った方が良いですね。
手前に持ってくる動きで剥がす
なるべく手前に持ってくるような剥がし方の方が剥がれるので。
外側広筋の癒着の取り方1
今度は、外側広筋に関しては、これも反対側に回って、ここに外側部に当てて外側広筋。
外側広筋の癒着の取り方2
でも、外側広筋の癒着剥がすなら、これの方が剥がれます。
外側広筋と大腿二頭筋の癒着、こっちの方が癒着が強く出るんですよ。
これで、隙間に拇指おいて厚めでここをばらす。
ちょっとテキストの写真とは外側広筋は違いますけど…変わりました。
あれじゃ剥がれないってことだったので。
こっちの方が正しく取れます。
最後、腓骨締め。
腓骨締めのやり方
膝立てて、脛骨腓骨を超えて締める、それから振る。
特にこの腓骨は女性に結構多いんですよ。
表にごぽっと出ているんですよ。
ってことは腓骨頭を狙っていくんです。
ここをやるより腓骨頭に行った方が良いです。
結構O脚になって捻じれている子はここからいってあげましょう。
これ皆さん、練習していきましょうか。
動画時間:9分45秒